不動産会社の善し悪しはどんな点を確認すればよいの?|東戸塚の不動産ならお任せ下さい。

東戸塚不動産プラザ
faq
Q

不動産会社の善し悪しはどんな点を確認すればよいの?

質問 東戸塚で中古マンションの購入を考えている者です。結婚当初は新築マンション購入に向けて共働きで頑張っていましたが、結婚して半年後に妻の妊娠が発覚しました。予定では3年間はマンションの頭金を貯めるために節約して、マンション購入後に妊活を始めるつもりでした。
この時点では妻も産後仕事を続けて新築マンションを購入する計画は継続していましたが、出産して1年もしないうちに再度妊娠をしたことにより、新築マンションから中古マンションへ購入へシフトすることを決めました。
予定よりもかなり長くなりましたが、ようやく子育ても落ち着いてきて妻もフルタイムで普通に働けるようになったので、本格的にマンション探しを始めたところです。
インターネットで検索して良さそうな物件がいくつか見つかり、先日初めて内見もしてきました。すると、ネットに掲載されていた情報といくつか異なる点があり、案内してくれた不動産会社の営業マンもその点に気づいていなくて、他にもいろいろ質問しましたが、まだ若いせいか明確な回答をその場で得ることができませんでした。
結局その物件は候補から除外することにしました。そのことを、中古マンションの購入経験がある友人に話すと、物件探しで大事なことは頼れる不動産会社を見つけることだと言われ納得しました。
聞きたいことは、信頼して物件探しを任せられる不動産会社の選び方についてです。不動産会社の善し悪しはどんな点を確認すればよいでしょうか?それと、街を歩いていると誰でも名前を聞いたことがある大手不動産会社と、地域密着型の中小の不動産会社を複数見かけますが、大手と中小の違いについても教えて欲しいです。
yajirusi
A

誇大広告などの不当表示をしている会社には注意が必要です

まず、不動産会社にはご指摘の通りに大手と中小の2つのタイプがあります。どちらが良いとは言えませんが、それぞれにメリットとデメリットがあるので、そこから説明させていただきます。
テレビCMなどでも目にする機会が多い大手不動産会社は、店舗数も多く社会的信用もあるのが大きなメリットです。取り扱いしているエリアも広く物件数も豊富で、一概には言えませんが交通の便も良い場所に店舗があることが多いです。
社員教育も行っているため、一定の接客基準を保っている点もメリットとして挙げられます。
デメリットとしては、自社管理物件が少ないことから値引きなどの交渉が難しかったり、空室確認に時間がかかったりするケースが多いことなどがあります。
地域密着型の中小の不動産会社を利用するメリットには、その土地に根付いて営業していることから、地域情報に詳しくて掘り出し物件を持っている可能性が高いことが挙げられます。
物件のオーナーとの関りが深いことから、値引きなどの交渉面で融通が利きやすいこともメリットと言えます。
一方で、取り扱いしているエリアが狭い、物件数が少ないことはデメリットです。中小の場合は社員教育がきちんと行き届いていない場合も多いことから、接客に不満を覚える方も少なくないようです。
不動産会社の善し悪しは、外から眺めるだけで判断できる場合もあります。不動産会社では、店舗の前に看板や広告を出していることが多いですが、誇大広告などの不当表示を平気でしている会社には注意が必要です。
不動産広告は、宅地建物取引業法と不当景品類及び不当表示防止法により、誇大広告などの不当表示が禁止されています。
分かりやすく説明すると、表示内容を裏付ける合理的な根拠がある場合を除きその表示が禁止されており、具体的には「絶対」「日本一」「特選」「厳選」「格安」「掘り出し物」「当社だけ」などの他にも、最高などの最上級を意味する用語も物件を宣伝する広告に使用できないことになっています。
しかし、現実には禁止用語を広告で見かけることも多いため、法律に違反している不動産会社の利用は避けた方がよいと思います。
店内に入ると、良い不動産か否かをより判断しやすくなります。きちんと清掃されていて整理整頓されているかは、良い不動産会社の一つの判断基準となります。
特に整理整頓されていることは大事なポイントで、不動産会社では契約書類や登録書類などの個人情報が取り扱われていることから、書類が机の上に乱雑に積みあがっているようなら、信頼できない不動産会社である可能性が高いです。
不動産会社の善し悪しは、宅建免許の認可番号でもある程度確認できます。
宅建免許の認可番号は、店舗には必ず掲示されていて、各社のホームページでも確認できます。免許番号は、「東京都知事(●)第▲▲▲▲▲▲号」という形で表記されています。確認すべきは●に入る数字です。
宅建免許は現在5年更新でとなっていて、更新するたびに数字が1から増えていくため、数字が多いほど営業年数が長い実績のある会社だと判断できます。
また、免許番号から過去に起こした行政処分の状況も確認できるため、取引する不動産会社に不安があるような場合は、行政庁のホームページなどでチェックしてみることをおすすめします。