不動産投資の方法にはどのようなものがある?|東戸塚の不動産ならお任せ下さい。

東戸塚不動産プラザ
faq
Q

不動産投資の方法にはどのようなものがある?

質問 昨年父が事故で突然なくなり母もすでに他界していたので、一人息子の私がまとまった遺産を相続しました。それなりに相続税も発生したので東戸塚の実家は売却し、手元にはまとまった現金がある状況です。
私は現在東京に住んでいますが、実は父が亡くなる少し前に勤務していた会社が倒産し、現在は無職の身です。再就職先も探しましたが、今のところ前の会社と同等な収入が得られて正社員として雇ってくれるような会社は見つかっていません。
友人や知り合いなどにも就職のことで相談しましたが、歳も歳なので難しい状況です。まとまった遺産が手に入ったことは不幸中の幸いとも言えますが、それでも一生働かなくても食べていけるほどの金額ではなく、私には妻も2人の子どももいるので、安定した収入源を何とかして確保しなくてはいけません。
このような状況で先日前の会社でお世話になっていた上司と偶然再会して、お互いの近況報告をしていると、すでに彼は就職先を見つけて不動産会社で働いていることが分かりました。
父が亡くなり遺産が入ったことを話すと、それなら不動産投資をすれば良いとすすめられました。自分で良ければ投資物件を紹介できるし、いろいろ相談に乗れると言われたのですが、不動産投資については知識がないので、考えると伝えてその場を離れました。
質問したいことは、不動産投資の内容などについてです。不動産投資にはどのような方法があって、メリットやデメリットや注意点などについて教えてもらえるとありがたいです、本当に困っているので、良きアドバイスがあればそれも併せて教えてください。
yajirusi
A

不動産業者の情報を鵜呑みにしないことも大事です

不動産投資とは、利益を得るためにマンションなどの建物や土地などを購入することです。株などとは違って不動産は形として残すことができるので、比較的リスクが少なく長期的に安定した収入を得やすい特徴があります。収入を得る以外にも、税金対策としての効果を得ることも可能です。
不動産投資には、大きく分けて2つのやり方があります。その一つがインカムゲインという方法で、マンションやアパートや一軒家などを購入して家賃収入を得ます。
もう一つはキャピタルゲインと呼ばれる方法で、購入した不動産を売却して利益を得るやり方です。キャピタルゲインで利益を得るには専門知識の他にも経験が必要になるため、不動産投資の初心者にはインカムゲインがおすすめです。
インカムゲイン方式には、マンション経営、アパート経営、戸建て経営の3種類があります。
マンション経営やアパート経営には一棟買いと一室単位で購入する方法があります。一棟買いとなるとまとったお金が必要となるのがデメリットですが、その分毎月得られる家賃収入も大きくなります。
ただし、投資金額を金融機関などから借入している場合は、空き室が出たときのリスクも大きくなるため、はじめはあまり無理をしないで、一室単位で投資した方が安全だと言えます。
戸建て経営は、最もリスクを抑えやすい初心者向きの投資として知られています。
戸建て投資でも土地を購入して建物を新築するとかなりの投資額が必要ですが、中古住宅なら地域を選べば数百万円から始めることも可能です。利回りが高い物件が多く、一般的には入居期間が長い点もメリットと言えます。
マンションやアパート経営の場合も同じですが、入居者がいないと利益が全く出ないという点はデメリットです。その他にも、長期入居された後には多額な修繕費用がかかったり、安く購入した中古物件だと短期間でリフォーム工事が必要になったりする可能性が高い点もデメリットと言えます。
不動産投資は他の投資と比べてリスクは低いですが、それなりにまとまった投資額が必要になり、絶対に儲かる話はこの世の中にはないので、そのことをしっかりと認識したうえでよく考えて慎重に行動に移さなければいけません。
以前の上司がいけないわけではありませんが、不動産業者の情報を鵜呑みにすることにも危険があります。
本当に信頼できる人なら心配はいらないと思いますが、不動産投資の業界では不正融資に関する事件も多数発生していて、そのような話に不正に加担してしまうと、最悪の場合は購入した物件を手放さなくなってしまう事態にもなりかねないので、少しでも分からないことや不安がある場合は、上手い話には乗らないように注意してください。
それ以外にも、どんな建物でも必ず経年劣化はしていくため、投資する物件を見た目だけで判断して購入することは避けましょう。多額の投資をする物件は、内部まで専門家にしっかり調査してもらったうえで安心材料を多くしてから購入しましょう。
初心者だからといって不動産会社の営業に任せて、言われるままに購入を決めることはしないでください。契約をしてしまえば後戻りできません。