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不動産の売却をするときの注意点とは

質問 父が他界したのはもう3年前になりますが、そのときに相続した不動産を手放すことにしたので、初めての不動産売却にあたって気をつけるべきことを教えて欲しいです。
父は地元である東戸塚で、一代で大会社を築いたやり手社長で、1人息子である私も後継ぎとして期待されていましたが、何をするにも豪快で頭の切れる父を子供のときから目の当たりにしてきて、とても自分には真似できないと思い、大学進学のときに父の後は継がないで、自分の好きな道に進むことを伝えました。
てっきり父からは激怒されるか失望されるかの二択しかないと思っていましたが、自分がしたいことがあるなら応援すると言ってもらえて、改めて父の偉大さに気づかされました。
結局会社は昔から父の右腕だった方が引き継いで、父は65歳になるとあっさりと引退して亡くなるまで毎日のように好きな釣りを楽しんでいました。
話が長くなりましたが、そんな父が私に土地や建物を複数残してくれて、その中の一物件については相続税を支払うために父が亡くなってすぐに売却しました。
そのときはとにかく税金を納めることに必死になっていて、周りからはもっと高く売れたのでは?と言われてしまいました。
父からは不動産以外にも現金を含むそれなりの資産を相続させてもらい、これまでその中から毎年不動産にかかる固定資産税を納めてきたのですが、このまま不動産を活用しないのに所有し続けるよりも、現金に替えた方が良いと思い売却にあたって注意すべき点を尋ねているという状況です。
ちなみに、私には商売が向いていなので、土地活用などをする気はありません。あくまでも不動産を売却するうえでの注意点を教えてください。
yajirusi
A

売却する不動産の詳細を把握しましょう

まずは、売却する不動産についての詳細を把握することから始めましょう。
不動産にはそれぞれ広さや用途や地盤や土壌や検知関係など多様な詳細情報が設けられています。不動産登記簿を見れば、基本的な不動産情報を得ることができます。
ただし、不動産登記簿が古い場合は、不動産の実態が必ず一致するわけではないので、その場合は専門家に相談して、必要に応じて測量などをしてもらう必要があります。
不動産売買の難しいところは、相場はあっても定価がないところです。不動産には同じものがなく、誰が査定するかでも売却価格は変わってきます。
適正価格を知るためには、複数の不動産会社や専門家の意見を聞くことが大事になります。また、不動産の売却には、仲介業者に支払う仲介手数料、売却契約書に必要な印紙税、譲渡所得税の他にも、場合によって測量費用や解体費用なども掛かることも承知しておかなければいけません。さらに、不動産が再建の担保になっていれば、抵当権抹消費用も必要となります。
不動産取引を安心して行うためには、パートナーとなる仲介業者の選択を慎重に行わなければいけません。前述したように、不動産の価格は、査定を行う不動産会社によって異なり、場合によっては金額にかなり差が出ることもあります。
地元に根付いて商売をしている不動産会社であれば、その土地の建物や土地を欲しがっている人の情報を多数持っている可能性が高いので、大手不動産会社に依頼するよりも売却にかかるスピードを速めることができる場合もあります。特にあまり需要がない不動産を売却するなら、地元の不動産を選択するのも効果的な方法です。
不動産の売却を仲介業者に依頼するときには、売却契約の形態にも注意しなくてはいけません。契約には「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類の形態があります。
専属専任媒介契約は最も拘束力が強い契約で、他の不動産仲介会社と契約することや、自身で購入希望者と取引することも禁じられます。
専任媒介契約は専属専任媒介契約に比べれば緩めで、自分で購入希望者を見つけることは許されます。
一般媒介契約では、複数の不動産会社に売却を任せることができる契約形態です。しかし、この形態を選択すると、不動産会社の本気度が他の契約形態よりも薄れてしまうので、一概にどの契約が良いとは言い切ることができません。
物件の需要などいろいろな点を考慮したうえで、ベストな契約方法を選択しなければいけません。そのためにも、不動産の売主は、自身であらかじめ各不動産の詳細をしっかりと把握しておくことが大事になるのです。
不動産取引にもいろいろな種類があって、不動産会社にも得意な分野とそうでない分野あるので、不動産の売却を依頼する場合は、普段から売却をメインにしている会社を選択することをおすすめします。
仲介業者を決めるときには、仲介手数料も大きなポイントになるので、各社の仲介手数料の取り方を確認することも、不動産売買を成功させるうえではかなり重要になります。